2019.02.05

 

 

ここに書いていいものか少し迷いましたが、

これは私の日記なので残させていただきます。

 

 

 

 

 

数日前、中学の同級生の訃報を聞きました。

 

 

闘病生活が続いていたから

正直、心のどこかで覚悟は出来ていて

「頑張ったね。」という気持ちが一番。

 

 

今日最後のお別れをしてきましたが、

なんだか未だに信じられない。

 

 

学校の生徒会の仕事を一緒に頑張った仲。

いつでもその場が楽しくて、

その時間が一番好きだった。

 

彼は、いつでも自分の目標を必ずもっていて、
努力を惜しまない人だった。

闘病中も、自分の体のことをよく理解して

次はこう、次はこう、

これをクリアしたら、次はこう。

と、目の前のことを確実にやり遂げていた。

 

そして、素敵な夢を持っていた。

 

そんな彼を、私は尊敬していた。

 

 

約1年前。

数人の友達とお見舞いに行ける機会があったけど

私だけ風邪を引いて病室まで行くことが出来なかった。

 「私は今日行けないけど、また違う日に行くね。」

と連絡をした。

 

彼は、優しくて気が利く人だった。

 

私の夢のことを"陰ながら"なんて濁しながらも

ずっと気にかけて応援してるよって言ってくれて。

その時既にミニアルバムを制作することが決まっていて

まだ誰にも言っていなかったけど

「9月にやっとCD出すことになったから、

絶対持って行くね!!」と伝えた。

 

 

 

それが、伝えただけになってしまった。

 

 

結局、それから自分のことで精一杯になって

会いに行けないまま訃報を聞くことになった。

 

 

口だけの私を酷く恨んだ。

本当は、ごめんね。って言いたい。

 

 

でもきっと優しい彼からは

そんなこと望まれてない気がして、

せめて、

その諦めない姿を見て私も頑張ろうと思えたこと、

前を向ける言葉をかけてくれたことが沢山あったこと。

ありがとうを言わせて欲しい。

 

 

本当に頑張って闘ってきたよね。

お疲れ様。

 

もうこっちでは会えないけど、

また向こうのせかいで一緒にバカ騒ぎしよう。

声を出すのも辛いのに、

小さな声で「また生徒会で集まりたいなぁ」って

言ってくれたこと、聞いたよ。

お酒もいっぱい飲もう。

その時には、

私が叶えた夢の話もさせてね。

 

 

 

本当にありがとう。

 

 

 

青春の一部。

 

 

 

 

宮本由来