こんばんは。
今日は中秋の名月。
月が綺麗ですね。
空っぽにしたお財布を振っておきました。
月が綺麗ですね。
私の住んでいるところはドがつく田舎ですが、
割と近くに素敵なカフェがありました。
アップルパイ。美味しかったなあ。
最近は本を読みたい欲がすごいので、
旧友の家に行って何冊か借りてきました。
元々活字が苦手で何度も小説を読もうとトライしてきたけど、やっぱり苦手。
読みやすい作品とか、自分に合う合わないもあると聞いたことがあるのですが、そんなに読み漁る気力も湧かず終いでした。
今回は小説ではなく、エッセイを読んでいます。
そういえば友達に借りる前に自分で買った本もありました。
にじさんじ所属 剣持刀也さんのエッセイ。
【虚空教典】
去年からVTuberというコンテンツを好きになって、私はにじさんじの方々を中心に配信を見ています。中でも特に毎回楽しみにしている配信者は剣持さん。
頭のキレと語彙力、リスナーとのプロレスが面白くて見飽きません。16歳という設定(設定っていうな)にしては人間が出来すぎていて凄いな〜と感心、尊敬しています。
そんな彼のいわゆる中の部分が書かれている一冊。推し活として読んでいたのですが、それだけで終わらず、めちゃくちゃ面白かったです。
エッセイなのでその人の生い立ちとか考え方とかそれはもう様々な事柄について記載されているのですが、ファンからしたら面白いでしかない。今まではエンターテイナーとしての彼しか見ていなかった(見せられていなかった)から。
ちなみに写真にある付箋は、参考にしたいと思った考え方にチェックをつけています。後にノートに書き写したり、実はどこまでもアナログな人間だったりします。笑
こんな言葉があったよ〜って書けたらいいんですけど引用が面倒臭いので気になる方は是非読んでみてください。笑
そして今読んでいるエッセイは、
伊藤まさこさんの【する、しない。】
"料理や雑貨、インテリアなど、暮らしまわりのスタイリストとして雑誌や書籍で活躍"されている方です。
伊藤さんの生活の中で、すること、しないこと、好きなもの、こだわりのもの。友人のおはなし。
素敵なこだわりのお部屋や素敵なインテリアの写真と一緒に、つらつら書き綴ってあります。
誰かの美学に触れると、固定概念って本当につまらないなぁと思うんです。
「これが好きだからこうする」
「こうするといいことがあるからこうする」
ってすごくシンプルなことなのに、どうしてか難しく考えて遠回りばかりしてしまいます。
アップルパイをカフェで食べたあと、写真家さんの展示を見に行きました。
その方は「1つの物を同じ角度で撮ってもその物体は変わらないのに、少しずつピントをずらしていくと奥行きが出る。変わらないのに変わる。いろんな視点から物事を見る。それが面白い」といって、写真を撮られているらしいです。
そんなことを考えながら生きている人間もいるのか…と半ば呆然としながら作品を見ていました。
これもまた固定概念。どこかで「私はこう生きなきゃいけない」っていうのがあるのかなあ。
はあーすげぇ人間がゴロゴロいる。
いま私は私と向き合わなければいけない時で、
向き合っているはずなんだけど、どこか無関心だったり。
だいぶ迷走しています、人生に。生き方に。
あー、だからインプットしようと思って本を読んでるのかな。
人の生き方や価値観を知る。
人の美学に触れる。
感化されたい。
変わりたい。
なんとかなる、で、なんとかなりたい。✌️
今までずっと目を背けてきたことからも逃げずに向き合いたい。そう思っています。
世の中こんなに悩んでいるのも私だけじゃないんだろうな〜。人それぞれいろんなものを抱えて生きていて、SNSは良いところの切り抜きにしかすぎない。本当にそう。私もできればいいことばっかり発信していきたいんだけど、人間だもの。
こんなやつも生きてるよって、誰かの活力になったりしないかな。1人くらい居てもいいと思うんですよね。
生きようね。
宮本由来(yuki)